A case of superior sagittal sinus thrombosis causing recurrent subcortical hemorrhage in the ipsilateral hemisphere in acute stage.
1992
症例は48歳の男性.意識障害と全身痙攣を初発として当院へ入院し, CT上左大脳半球皮質下出血と診断された.その後, 急性期に頭痛, 嘔気に続く脳出血を同側半球皮質下に繰り返し, 脳血管撮影により上矢状静脈洞血栓症と診断された.本例では右側と比べ左大脳半球での皮質静脈の発達は悪く, この結果, 同領域では強い静脈還流障害を呈していたものと思われた.このことから, 本疾患の急性期には, とくに側副血行路の乏しい領域では再出血に対し十分な注意が必要であると考えられた.
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