Effects of Restricted Feeding during the Rearing Period and of Induced Molting during the Laying Period on the Economical Profit in the Laying Hens

1987 
育成期飼料自由摂取と定量給与区毎に,各々7通りの飼育タイプを導き,卵価と飼料価格を変動させ,収益を計算し,各価格に対応した最も経済性の高い飼育タイプを選択した。収益の計算は各飼育タイプ毎,スタート時期毎に行い,育成期飼料給与方法毎に経済的に有利な飼育タイプの上位3位までを選択し,粗収益額につき区間検定を行ったが,これらの作業にはコンピュータを用いた。この場合の収益は,収入部門として卵代,廃鶏代を,支出部門として成鶏飼料代,育成経費とする粗収益として示した。価格は昭和48年から52年の5年間の卵価,飼料価格をもとに,卵価と卵価に対する飼料価格割合の関係式から推定されたものを用いた。その結果は次のとおりであった。1. 各価格に対応した飼育タイプ育成期飼料自由摂取:卵価が220円/kg以下の場合には56•96週齢で2回産卵制御を行う飼育タイプが経済的に優れ,240円/kg以上では56週齢で1回産卵制御を行う飼育タイプが優れていた。育成期飼料定量給与:卵価が220~300円/kgの範囲では,80週齢で1回産卵制御を行う飼育タイプが経済的に優れていた。2. 最適飼育期間育成期飼料給与方法の違いにかかわらず,卵価が高くなればわずかに飼育期間は短くした方が経済的に有利ではあったが,その差は小さかった。
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