A CASE OF OBSTRUCTIVE COLITIS WITH ISCHEMIC COLITIS AFTER SURGERY FOR CANCER OF THE SIGMOID COLON

2003 
症例は73歳,女性, S状結腸癌によるイレウスのため,腫瘍を切除後,人工肛門の造設を行った.術後19日目に大腸内視鏡検査にて,口側の結腸に広範囲の縦走潰瘍を認め閉塞性大腸炎と診断した.さらに術後48日目の大腸内視鏡検査では,この部分が高度の狭窄となっていたため,人工肛門と共に切除した.このように,閉塞性大腸炎の潰瘍病変は原因の除去にもかかわらず,狭窄型虚血性大腸炎の像を呈することがあり,注意を要する.
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