Radiofrequency catheter ablation of a repetitive atrial tachycardia in an adult

1993 
数拍の洞調律をはさんで頻拍を繰り返す反復性心房性頻拍に対して, 高周波力テーテルアブレーションを行い根治に成功した.電気生理学的検査では, 心房内マッピングにより頻拍の起源は右心耳下部中隔側と考えられ, 機序として異所性自動能が示唆された.右心耳下部中隔側で, 頻拍波より10msec先行する部位での20W, 20秒の高周波通電により頻拍は消失した.アブレーション後, 無投薬にて1年間の経過観察を行っているが, 頻拍の再出現はなく, 治癒しえたと考えられた.頻拍出現時には左室全周性の壁運動の低下がみられたが, 頻拍治癒後左室壁運動はほぼ正常に復した.反復性心房性頻拍によるtachycardia induced cardiomyopathyであったと考えられ, 高周波力テーテルアブレーションが有効であった―例として報告する.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    16
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []