プロピレン系重合体組成物、その用途、および熱可塑性重合体組成物の製造方法

2006 
本発明のプロピレン系重合体組成物は、 (A)DSCにより測定したTmが120°C以上170°C以下であるプロピレン系重合体 41~95重量部と、 (B)プロピレンから導かれる構成単位を84.0~60.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0~30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4~20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0~10.0モル%の量で含有し、B値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体 59~5重量部(ただし(A)と(B)との合計を100重量部とする)と を含んでなることを特徴としている。この重合体組成物は、透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れる。
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