Outcome of Maintenance Therapy in Crohn's Disease

1996 
クローン病に対する内科的緩解維持療法の有用性についてretrospectiveに検討した.対象は緩解期クローン病60例であり, 男性39例, 女性21例である.罹患範囲別には大腸型11例, 小腸型20例, 小腸大腸型29例である.栄養療法, 薬物療法およびこれらの併用療法による緩解維持効果に関して検討した.観察期間は214日から3,365日であり, 平均2,873日である.性別および罹患範囲別に有意な累積緩解率の差はみられなかった.合併症を有する症例では, 有意に累積緩解率が低下した.治療法別の累積緩解率では有意差は認められなかったが, 罹患範囲別に小腸大腸型においては併用療法が栄養療法に比して有効である傾向が認められた.
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