Coded Wire Tag を用いたキタムラサキウニへの標識技術

2001 
キタムラサキウニに対して, ステンレス製Coded Wire Tagを用いて標識装置としての実用性を飼育下で検討した。標識挿入による成長阻害, 死亡は生じなかった。7日間あたり脱落率は標識時から14日目までは急激に上昇し, 殻径による標識脱落率の違いが見られた。しかし, 21日目以降の脱落率は急激に低下した後安定し, 殻径による違いは見られなくなった。この結果に基づき, 標識装着後21日目を基点とした積算脱落率と経過日数の関係を用いて脱落率の推定が可能であることを示した。
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