Two Cases of Synovial Osteochondromatosis of the Hip Joint

2008 
【目的】股関節に生じた滑膜性骨軟骨腫症の2例を経験したので報告する.【症例1】53歳 女性 以前より左股関節の違和感を自覚するも症状軽度にて経過みていた.平成13年8月頃より疼痛増強し,当科受診となる.左股関節の可動域制限,可動時痛をみとめ,画像所見より滑膜性骨軟骨腫症が疑われた.関節鏡視下に病巣を切除した.術後症状軽快するも,2年経過時に再び著明な関節痛および跛行出現した.再度関節鏡および前方よりの関節切開を加え,病巣全切除を行った.術後4年経過の現在,症状消失し再発もみとめていない.【症例2】29歳 男性 平成17年8月頃より,誘引なく右股関節痛出現.滑膜性骨軟骨腫症疑われ当科受診となった.関節可動域制限および可動時痛みとめ,特に内・外旋時に著明であった.関節鏡および関節切開にて病巣全切除行い,術後2年経過した現在,症状なく再発もみとめていない.
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