EVALUATION OF ENDOSCOPIC GALLBLADDER DRAINAGE AND INTRADUCTAL ULTRASONOGRAPHY IN THE GALLBLADDER IN PATIENTS WITH ACUTE CHOLECYSTITIS

2006 
肝硬変症あるいは急性胆管炎に合併した急性胆嚢炎症例において,内視鏡的胆嚢ドレナージ術(ENGBD)および胆嚢内超音波検査(胆嚢内IDUS)を施行し有用性を検討した. ENGBDにおける挿入には先端湾曲機能を持つERCPチューブが有用で,成功例全例において炎症の消失を認めたが, 2例において胆嚢炎再発を認めた.肝硬変症例などで手術や経皮経肝的胆嚢ドレナージが施行困難な症例においては, ENGBDは有用な治療方法の一つと思われた.一方,胆嚢内IDUSは径2mmの細径プローブを経乳頭的に胆嚢管から胆嚢内に挿入し観察したが,総胆管内の管腔内超音波検査から一連の操作で施行できた.急性胆嚢炎におけるENGBDと胆嚢内IDUSの同時施行は,合併する総胆管結石のみならず胆嚢管結石や胆嚢頸部結石の確認,胆嚢内腔の観察も可能で,診断と治療を同時に施行でき今後さらに活用されうるものと思われる.
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