水ストレス下におけるさし穂条件の違いがその活着に及ぼす影響(平成12年度 日本造園学会研究発表論文集(18))

2000 
シダレヤナギを用い, 異なる水ストレス条件下 (乾燥ストレス下) において, さし穂の条件を変え, 活着に及ぼすそれらの影響を調べた。さし穂は根系を観察するためにフラスコを用いた水挿しをおこない, ポリエチレングリコールを加えて乾燥ストレスを与えた。さし穂は葉数を調整した。その結果, 対照区では葉数の違いにより根系の発達速度が異なり, 葉が多いほど有利な結果が得られたが, 強度の水ストレスを与えた場合, さし穂に葉が多いと葉からの蒸散により根系および新芽の発達が阻害された。よって水ストレス下ではさし穂の葉量が少ない個体の方がさし穂の活着に対して有利であることがわかった。
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