DESIGN OF A TUNNEL LINING VERSUS PRESSURE FLUCTUATION IN HIGH-SPEED TRAIN TUNNEL

2004 
本研究は, 時速500kmを越える超高速鉄道トンネルの覆工構造の合理的な耐風圧設計を実現する目的から, トンネル内での列車高速走行に伴う覆工構造の挙動について論じるものである. まず, 山梨リニア実験線において, トーンネル内の圧力変動と覆工ひずみの計測を実施し, トンネル内の圧力変動に対する覆工構造の実挙動を把握した. また, 応力解析モデルによる覆工ひずみの解析と測定結果との比較からその妥当性の検証を行った. さらに, 営業線を想定した約400mの長大編成車両で, 2列車相対速度1000km/hの速度条件でのトンネル内の圧力変動に対する覆工応力解析を実施し, 覆工構造の強度特性ならびに疲労特性について検討し, 現状の設計に基づく覆工構造は強度特性および疲労特性に関して十分な耐力を有していることを確認した.
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