Effect of seeding depth on crop injury by pyributicarb in direct-seeded rice plants and evaluation of dymron as a safener.

2000 
ヒエ類対象の移植水稲用除草剤ピリブチカルブの直播水稲栽培への適用拡大の可能性を検討するため, 温室条件で播種深度及び処理時期に伴う薬害変動を試験した。また, 薬害を軽減する可能性のあるダイムロンまたはジメピペレートとの混合処理による薬害変動も検討した。その結果, ピリブチカルブは, 土壌表面に播種したイネに対して処理時期にかかわらずある程度の生育抑制を発現させたが, 土中1cmに播種されたイネに対しては2葉期以降であれば, 標準薬量の630g a. i./haで有意な抑制を発現させなかった。また, ダイムロンとの混合でピリブチカルブの直播イネに対する抑制は有意に軽減されたが, ジメピペレートによる同様の抑制軽減作用は観察されなかった。これらの結果から, ピリブチカルブには水稲土中直播栽培に適用の可能性があることが示唆された。
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