Crystallization of K-alum under Agitation by Aeration.

1991 
通気だけによる撹拌を溶液晶析に応用した.カリ明礬を試料として, 一定過冷却度における2次核発生実験と一定冷却速度での回分晶析を行った.それらの結果, 通気線速度, 過冷却度の増大により2次核の発生が促進され, 回分晶析で生成する結晶径は小さくなることがわかった.添加種晶数を増加すると, 低過冷却度では2次核発生を抑制できたが, 一定冷却速度下では2次核発生が促進され, 回分晶析で生成する結晶は小さくなった.操作条件を変化させることで生成結晶の粒径をある程度制御できたので, 通気による撹拌が晶析に利用できることがわかった.
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