Deterioration survey of thinned softwood logs used for shock absorbing pads of debris fall defense hedge

2003 
落石防護柵の緩衝材として使用されている間伐材丸太の劣化調査と曲げ強度試験を行った。緩衝材表面丸太のピロディンによる経年劣化調査の結果,3~4年目に大きく劣化が進み,各設置箇所の立地条件による差異が現れた。層状に敷き詰めた間伐材の厚さ方向の劣化は,山側表面から3~4層目の材と鋼製構造材に接している材の打ち込み深さに違いが無く,緩衝材の厚さ方向の影響は少なかった。また,丸太の劣化は上下両端の木口から中央に向かって減少し,縦方向の影響が大きかった。曲げ強度試験の結果,緩衝材表面の丸太の残存強度は2年経過で85%,5年経過で20%であった。落石防護柵後背の森林開空度と打ち込み深さには負の相関が認められた。
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