Large scale landslide found in offshore-bottom of Lake Toya at Toyako-onsencho, North Japan

2003 
有珠山山麓にあたる洞爺湖南部湖底のサイドスキャンソナー探査と音波探査を実施した。 その結果, 洞爺湖南岸には温泉町沖を滑落崖とする湖底地すべりが分布することがわかった。 移動体の幅は0.8-1km, 地すべり延長は2.2km以上で, 表面には移動方向に直交する皺状地形か特徴的に認められる。 このような表面形態はカリフォルニアのBlackhawk Landslideなどに類似し, 堆積物が覆瓦状に積み重なったものと見られる。 形成年代は明らかではないが, 誘因として地殻変動や火山性地震が考えられる。
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