流体デバイス、検査装置、および流体デバイスの製造方法

2014 
【課題】インクジェット法や重合フォトレジスト法によって隔壁を設ける場合には、大型の装置が必要となるため、フィールドワークの現場等において、オンデマンドに流体デバイスの隔壁を形成することが困難になる。また、流体デバイスが吹き飛んだり、流路が撓んだりすることを防ぐためには、紙などの流路をハウジングに手作業で収容する必要があり、手間がかかるという課題が生じる。【解決手段】本発明によると、支持体の耐熱温度を、熱可塑性材料の溶融開始温度よりも高くすることで、熱転写により隔壁を形成できるようになる。また、支持体を、多孔質層と接着して一体化して用いることで、流体デバイスに重みや剛性を付与することができるので、ハウジングを用いなくても、流体デバイスが吹き飛んだり、流路が撓んだりすることを防ぐことができるという効果を奏する。【選択図】図3
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