分割法による大規模共役系のケクレ構造の総数とPauling Bond Order の計算
2002
大規模共役系炭化水素化合物のケクレ構造の総数とPauling Bond Orderの計算をより効率的にするために、新たなプログラムを作成した。このプログラムの基本的アイディアは、分子を三分割してそれぞれのケクレ構造の総数とPauling Bond Orderを計算し、その結果を後で総合することにある。今回作成したプログラムと別の方法により計算したPauling Bond Order値を比較したところ、得られた結果は全て同一であった。また、計算時間が従来の方法に比べて短縮された。これらのことより分割法のケクレ構造の総数とPauling Bond Orderの計算が正確且つ効率的に行われることが確認された。
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