ICG (Indocyanine Green)負荷試験の門脈外科領域における意義
1979
ICG負荷試験の15分停滞率R15 ICGを指標として門脈圧亢進症における食道静脈瘤症例に経腹的食道粘膜離断術を施行したものの術前後の諸検査と予後との関連性について検討した.R15 ICGはアルブミン,WHVP,腹水などとよく相関を示し,術後遠隔時に至るまでの推移をみると全体として,横ばい,または徐々に上昇する傾向を示し,肝障害の程度や推移を知る指標となると思われた.さらにR15 ICGは術後の予後をよく示しており手術適応の指標の1つとなり得るものと思われた.
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