A case of giant seborrheic keratosis with ulceration

2004 
65歳女性。SLEおよび抗リン脂質抗体症候群 (APS) のため, プレドニゾロンを18年前から内服している。約14年前から右腰部に黄白色腫瘤が出現。腫瘤が大きくなり中心に痛みを伴う潰瘍が出現し, 外用にて完治しないため, 2001年8月当科初診。当科受診時, 境界不明瞭な鷲卵大の腫瘤を認めた。皮膚生検施行し, ケラトアカントーマの診断のもとに, 後日腫瘍切除および植皮術を行った。手術病理標本より脂漏性角化症と診断した。本例のように, 潰瘍を伴う巨大でかつ非色素性の脂漏性角化症は稀な症例であり, その進行および潰瘍形成に内服ステロイドおよびAPSの関与を考えた。
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