Histological Evaluation of Healing Types Following Guided Tissue Regeneration Treatment of Buccal Gingival Recession Defects Created in Dogs.

1995 
本研究は, イヌに限局した歯齦退縮を起こし, GTRとMucogingi valsurgeryを併用し, 新生線維性付着と角化性組織が得られるかを検索することを目的とした。実験には, イヌの下顎第4前臼歯と第1後臼歯を用い, 歯の近心根の粘膜骨膜弁を形成し, 頬側歯槽骨と歯齦を一部切除した。実験的歯周炎を惹起させるため, 根面にプラークを蓄積させる目的でリガチャー・ワイヤーを歯に固定し4カ月間放置した。その後, GTR応用に先立ち, 退縮を伴った健康な歯齦を得るためスケーリング・ルートプレーニングとプラークコントロールを2カ月間行った。実験群ではテフロン膜を応用し, 歯銀弁歯冠側移動術とGTRを併用した。対照群では膜を応用せず歯槽粘膜を歯冠側に懸垂し歯面に密着させ縫合固定した。実験群ではGTR応用後4週で膜を除去した。実験群, 対照群とも実験開始後8カ月で屠殺し, 標本を作製, 病理組織学的検索を行った。その結果, 実験群では新生白亜質, 骨の新生を伴った線維性付着と角化性組織の形成が認められた。一方対照群では長い上皮性付着が認められ, 骨の新生は起こらなかった。以上より, 限局した歯齦退縮に対しGTRとMucogingival surgeryを併用することによって骨と白亜質の新生を伴った線維性付着が得られることが示唆された。
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