A case of S3b and c subsegmental resection of the left lung and identification of blood vessels using three dimensional PC images

2009 
症例は58歳,男性.S状結腸癌術後,2008年3月の胸部CTで右上葉S1に10mm,左上葉S3に16mmの結節を認め,転移性肺腫瘍が疑われた.右肺腫瘍に対して胸腔鏡下部分切除を施行し,転移性肺腫瘍と診断された.左側も転移性腫瘍を疑い手術を予定した.腫瘍は肺表面から深部に存在し,又,肺機能検査で高度の拡散能低下を認めたため,機能温存可能な術式を考えた.2mmスライスの高分解能CTを行い,パーソナルコンピューター上で3次元構築した.腫瘍はA3c近傍に存在,A3a,cはA1+2aと共通枝で肺動脈本幹から分岐することが確認された.右肺手術約1ヵ月後に胸腔鏡下左S3b,c亜区域切除術を行い,術中所見は術前のシミュレーションと一致し,円滑に手術を施行することが出来た.
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