CONSOLIDATION TEST TO REFLECT UPON STRESS RELEASE FOR SAMPLING

2001 
飽和粘土を不撹乱試料として地盤中から取り出すと, 土被り圧の解放によって, 内部に発生する負の間隙水圧が等方的な拘束圧として働くが, この圧力は鉛直土被り圧より小さいので試料は鉛直方向に伸び, 水平土被り圧よりも大きいために水平方向に収縮する. 通常の圧密試験は, このように変形した試料を圧密リングにぴったり納めるので, 現位置の応力状態が再現されてない. この論文では現位置の土被り圧相当の圧密荷重を与えて供試体を非排水変形させたとき, 圧密リング内径に等しくなる供試体を用いた圧密試験を現位置の圧密挙動を室内で再現する圧密試験と位置付け, 室内再圧密粘土試料を用いた一連の圧密試験から, この考え方の妥当性を実験的に確かめ, また標準圧密試験結果の位置付けを明らかにした.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []