水和鉄が作り出す、非晶質鉄水和化合物(5FeTiO3・nHO2)の錯体を基本骨格とする可視光応答型新光触媒の製造方法

2005 
【課題】従来の光触媒は紫外線より波長の短い光により活性する酸化チタンによるもので、通常の可視光では光触媒が起こらないという不都合があるため、可視光応答型の高活性の光触媒を提供する。 【解決手段】水和鉄が作り出す非晶質鉄水和化合物(5FeTiO 3 ・nH 2 O)。このフェリック複合体の組成はチタンと3価鉄、2価鉄の錯体による非晶質体である。そのため、チタンの強力な酸化力と鉄の可視光応答性を兼ね備ることを可能にした。還元力は、配位子に還元力の強い有機物を配位することで伝導帯の還元力を高め、鉄のバンドギャップを持つ光触媒反応を可能にした。以上による可視光応答型光触媒の製造方法。 【選択図】 図2
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