CLINICAL AND FUNCTIONAL ASPECTS OF HYPOPHARYNGEAL AND ESOPHAGEAL DOUBLE CANCER

2005 
最近5年間に当科で初治療を行った下咽頭癌49例のうち食道癌との重複例16例について検討した。食道癌治療後に下咽頭癌が見つかった9例中6例は当院で経過観察されており,そのほとんどは早期癌で発見され喉頭保存治療が可能であった。3年累積生存率は62%で,死亡例5例中3例が食道癌死であった。下咽頭癌による死亡例はなかった。生存者11例中,発声機能が喪失したもの7例,気管カニューレ装着中1例,重篤な嚥下障害が残ったもの6例であった。予後には食道癌の治療が最も関与し,両癌の治療で嚥下障害が増大する傾向が示された。
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