I.鼠径部ヘルニア:3.小児鼠径ヘルニア
2012
小児外鼠径ヘルニアは,小児外科手術の中で最多を占める疾患であり,治療は発生学的な原因に基づきヘルニア嚢の高位結紮が基本である.筆者らの施設では,Potts法と腹腔鏡手術(laparoscopic percutaneousextraperitoneal closure:LPEC法)を,小児外鼠径ヘルニアに対する標準術式として行っている.Potts法では鼠径管を開放し,ヘルニア嚢の高位結紮とヘルニア嚢の切離を行う.一方,近年急速に広まったLPEC 法では,腹腔鏡観察下にヘルニア嚢の高位結紮のみを行う.それぞれの詳細に解説を加える.
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