アクティブ.ラーニングを取り入れた自律学習指導の事例研究-学習者の学びの認識をめぐって-

2019 
本稿は、逆向きデザインに基づき、アクティブ.ラーニングを取り入れた18週の実践において、学習評価シートとルーブリック評価による実践対話を行い、学習者の学びへの認識がどのように変化していくかを解明したものである。学習者へのインタビューで得られたデータをM-GTA分析法により考察した結果、学習者らが学習支援を理解し、積極的な予習態度を持って授業に臨んでいたこと、プリントと学習効果が関連付けられたこと、実践対話の実施によるプラスの影響が見受けられた。一方、評価ツールに関しては、ポジティブな認識だけでなくネガティブな感想の意味づけもなされたが、口頭試験を日本語運用の延長線にあるものとして捉え、日本語力を発揮する場を持つことは有意義な体験だと感じていることが明らかになった。
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