A study on the effect of slope revegetation with forest topsoil for low service forest road.

2001 
低規格林道の法面を対象とする簡易緑化法の検討を目的として, 深さ30cmまでの森林表土を盛土法面に撒き出し, 発生する植生を4年間調査した。その結果, 実生および萌芽による郷土種植生の成立に極めて高い効果があることが確認された。しかし, 埋土種子起源の実生の発生は少なく, むしろ施工後に風散布された種子に由来する個体が多く出現すること, および表土に含まれる有機物が法面の侵食を防止し, 微小な実生個体の定着に寄与することが示唆された。一方, 表土と共に撒き出された林床植生の株からの萌芽は個体数が少ないものの, 成長がよく高い被覆度を示した。また, 土羽打ちによって実生の定着には若干の効果があったが, 萌芽に対してはやや負の効果が認められた。
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