Precoat filtration characteristics of dilute slurry with diatomaceous filter-aid.

1990 
濾過助剤のケークを通して希薄スラリーを清澄にするプリコート濾過について, 数種類のけい藻土プリコート層を用いて定圧条件下で濾過特性を検討した.微細な懸濁質の分離過程は, 閉塞に伴う空隙構造の変化に応じて, けい藻土の吸着と空隙における篩分けの両作用による初期分離区間, および篩分け作用による後期分離区間より成る.この考察より, 濾過性能に及ぼすプリコート濾過条件の影響は, 濾過圧力およびプリコートとスラリーの性質を考慮した本報の操作因子によって評価でき, 各分離区間について懸濁質の分離速度と操作因子の関係式が求められる.また, 流出濾液の流量も懸濁質の捕捉量の関数として決定することができ, 濾液の流出濁度および流出速度の経時変化が近似推定できる.操作因子にもとづいて得た計算結果は, CaCO3およびPolystyrene latex スラリーの濾過実験の結果と良い一致を示した.
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