Domestic journals work well for patents

2005 
国内の科学技術誌や国内学会の要旨集などの定期刊行性のある「国内科学誌」を収録対象とする学術情報データベースとしては,JSTPlus 1)(科学技術振興機構),JMEDPlus2)(科学技術振興機構),医学中央雑誌 3)(医学中央雑誌刊行会),CiNii4)(国立情報学研究所),JAPICDOC 5)(日本医薬情報センター),医学薬学予稿集(科学技術振興機構),J-STAGE(科学技術振興機構),Medical Online(Meteointergate Inc.),NDL-OPAC雑誌記事索引6)(国立国会図書館),SOCIE(日本医薬情報センター)などがあり,さまざまな背景・目的で作成されている。しかし,残念なことに,特許の先行技術調査に用いようとした時に,どのデータベースをどのように使用すれば効果的であるかについて検討した先例はいまだ無いようである。そこで我々は,医学・薬学分野について,製剤・用途分野およびバイオ分野を例にとり,(1) 実際に特許の権利化阻止あるいは権利無効化のための特許反証資料 注1)として用いられた国内科学誌がどの国内文献データベースに収録されているかを検討するとともに,(2) 反証したい特許明細書の記載内容に基づいて種々の国内文献データベースを検索し,特許反証資料を見つけ出せるかどうかの検証を行った。その結果,製剤・用途分野およびバイオ分野の特許反証資料の調査には,JSTPlus,JMEDPlus,医学中央雑誌が特に有用であり,明細書中のキーワードや発明者名や発明者の所属機関名をクエリーとして,実際に特許反証資料を検索できることを確認した。
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