Selectivity of grid separator with horizontal bars for beam trawl fishery in Tokyo Bay [Japna]
2008
マアナゴの漁獲を維持しながらマコガレイ小型魚の混獲を防ぐために,小型底びき網のコッドエンド下部に,水平のバーを配列したグリッドを取り付けた漁具を開発した。そして,バー間隔 13, 15, 20, 24 mm で曳網試験を実施し,マコガレイとマアナゴに対するグリッドの選択性を調べた。両種に対するグリッドの選択性は,魚体の鉛直方向の厚みとバー間隔の比および魚のグリッドに対する反応という 2 つの要因を合わせることにより表現できた。また,マコガレイ小型魚がグリッドから逃避する割合は,バー間隔 15, 20 mm でそれぞれ 4 割,6 割と考えられた。
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