Mitogenic Activity of Cell Wall Components from Lactobacillus acidophilus

1993 
Lactobacillus acidophiusの生物活性を調べる一環として,9菌体および細胞壁成分(CWC)について,マウス脾臓リンパ球に対する幼若化活性を検討した.試料の重量比で比較した結果では,菌体よりもCWCに活性の高いものが多く認められ,中でも,2125株のCWC(CWC-2125)に最も高い活性(S.I.=3.02,100μg/ml)が認められた.CWC-2125をイオン交換クロマトグラフィーで分画し,分画成分による幼若化活性を調べたところ,主にカラム吸着成分に有意な活性が認められた.また,その活性成分はマウス脾臓B細胞に対して特異的に作用した.さらに,糖成分を中心に構成成分を調べたとにろ,CWC-2125は,グルコース,N-アセチルグルコサミン,グリセロール,リンおよびムラミン酸を含んでいた.活性の高い画分では,グルコースに対するN-アセチルグルコサミンの離合が高かった.
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