Determination of phthalic acid by pyrolysis GC.
1988
熱分解GCによるフタル酸の定量に関して,熱分解時にNi粉末と炭酸ナトリウムの混合粉末を共存させる方法の検討を行った.操作の概要は590℃用のキュリーポイントパイロホイルにNi粉末と炭酸ナトリウム十水和物を重量比で10:7に混合した粉末30mgを採り,これにフタル酸を添加後パイロホイルを折り畳み密着し熱分解GCを行うものである.検量線は1~5×10-7Mの範囲内で良い直線性を示した.又2.4×10-7Mのフタル酸を用いた繰り返し精度は相対標準偏差で2.3%であった.
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