≪CKD の現状を知る≫ 海外における CKD の疫学研究

2007 
腎不全の発症頻度の上昇に伴い,その治療の医療経済への負担が増大している.腎機能障害は腎不全のみならず,心血管病・その他死亡の危険因子であることが判明した.専門分野外にもより広く腎機能障害の重要性を浸透させるために,慢性腎臓病(CKD)という病名が用いられた.慢性腎臓病の定義と病期分類では,糸球体濾過量(GFR)と尿所見異常(とくにアルブミン尿)が重要視されている.
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