STUDY ON APPLICATION OF HIGH STRENGTH AND SELF-COMPACTING CONCRETE FOR THE UNDERGROUND DIAPHRAGM WALL
2000
本研究では, 地下連続壁を対象とした配合強度80N/mm2以上の高強度・高流動コンクリートの配合を検討し, 地下連続壁を模擬した試験体, および実大規模の地下連続壁への打設実験を行った. その結果, 低熱ボルトランドセメントを主体とした結合材とポリカルボン酸系高性能AE減水剤を使用した配合は硬化時の温度上昇量が小さく, 長期の強度発現性が良好であること, 一般のレディミクストコンクリート工場においても連続的に安定した品質のものが製造可能であり, 通常の連壁コンクリートと同様にトレミー工法による打込みが可能であることを示した. また, コンクリートのスランプフロー経時変化を調べることは有効な側圧管理手法となること, 構造体の強度は打込み時に採取した標準養生供試体とほぼ同等の強度を有したが, その変動係数はやや増加する傾向がみられることを示した.
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