Conversion from Randomly Distributed Data to Grid Data
1985
平面内にランダムな配置で与えられたデータを格子状のデータに変換することは, 画像化, 異種データとの結合, 特徴抽出などの目的のためにしばしば必要とされる。この変換のためによく用いられる方法として, 格子点の近隣n点のランダム配置データを用いてその格子点のデータを内挿する方法がある。しかし, ランダム配置データの点数が多い場合は, 近隣点抽出を効率よく行う必要が生じてくる。本研究では, 多量のランダム配置データからの効率的な近隣点抽出の方法を考案した。また応用例として, この近隣点抽出の方法と重みつき平均法とを併用して水深データおよび流速データの画像化の例を示した。
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