["Restricted ablation" of elongated uvula mucosa by the injection of the ethanol/steroid mixture: a new treatment for snoring and OSAS].

2005 
閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (OSAS) および単純性鼾症それぞれ1例ずつの臨床治験例に対して, 優れた口腔粘膜の収縮減量作用を持つエタノールに強力な抗炎症作用を持つステロイドを配合した, いわゆるE/S配合剤による “粘膜下薬物E/S注入法” を考案して過長な口蓋垂粘膜におけるアブレーション効果について検討した.治療前と比べてOSASの症例においては, 口蓋垂長が15mmから10mm, いびき音のVASが10から4, 呼吸障害指数のAHIが35.2から26.1にまで改善された. 単純性鼾症例では, 口蓋垂長が11mmから8.5mm, VASが7から2にまで改善した. 本法を用いることにより, 局所粘膜における開放性術創の形成や必要以上の粘膜形態の変形や崩壊などをほとんど来さずに, ごく自然な形で局所粘膜の収縮減量を実現することができるので, 高い臨床応用価値を潜めていると考えられる.
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