A CASE OF CHRONIC PANCREATITIS ASSOCIATED WITH INFECTED PSEUDOCYST AFTER ENDOSCOPIC PANCREATIC STENTING

2006 
症例は,45歳男性大酒家.膵石,膵嚢胞の治療目的にて紹介となる.各種画像検査にて,膵管の拡張,膵管内に多数の結石像を認め,膵頭部には,膵管と交通を有する7cm大の嚢胞性病変を認めた.膵石に対するESWL治療に先立ち,膵嚢胞の縮小目的にて,経乳頭的にステントを挿入した.術後4日目に発熱を認め,高度の炎症所見および膵嚢胞の増大を認めたため,経皮的に膵嚢胞ドレナージを行った.術後経過は良好で膵嚢胞は消失し,膵石はESWL治療にて消失した.本例は,膵嚢胞を有する膵石症治療の上で,示唆に富む症例と考えられ,ここに報告した.
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