Polyglycerin Fatty Acid Esters as Dispersants for Micropigments

1997 
極性の異なる油相において, 各種のポリグリセリン脂肪酸エステル (PGE) の微粒子酸化チタン用分散剤としての性能を評価した。水と微粒子酸化チタンを分散した油相との界面張力を測定したところ, 分散剤が低濃度の領域では一定値を示し, 分散剤の濃度が増加するにしたがい, 界面張力は減少した。また油相中に分散している微粒子酸化チタンの粒子は界面張力と相関性があり, 界面張力が減少する分散剤の濃度で凝集体のない均一な状態になることを顕微鏡観察により確認した。油相の極性度合いにより分散剤の性能が異なり, 中鎖トリグリセライド中ではポリリシノール酸ヘキサグリセリルが, 流動パラフィン中ではペンタイソステアリン酸デカグリセリルが微粒子酸化チタンの分散剤として優れていた。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    1
    Citations
    NaN
    KQI
    []