A STUDY ON EVALUATING METHOD OF THERMAL CRACK ON DIAPHRAGM WALL

1998 
地下連続壁の後行エレメントは, 既設エレメントや地盤の拘束により温度ひび割れが発生する可能性がある. そこで, 本論文では, 地下連続壁の温度ひび割れの評価方法を提案し, その適用性について検討した. 温度応力算定では, 2次元FEM応力解析で得られた二面拘束された構造物の拘束度をベースに, (1) 隣接する既設エレメントの温度降下の影響を等価温度係数で評価し, (2) 地盤の拘束による影響を有効温度降下量に置き換えて考慮した. また, 地下連続壁の温度ひび割れ状態の程度の評価には温度ひび割れ指数と単位面積当たりのひび割れ長さである“ひび割れ密度”を適用した. そして, 温度ひび割れ指数による評価方法が比較的精度よく地下連続壁の温度ひび割れを評価できることを明らかにした.
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