画像符号化方法および装置、画像復号方法及び装置、およびそれらのプログラム

2011 
画像全体を分割して領域ごとに異なる方法で画像信号を予測しながら画像を予測符号化する場合に、被写体の存在の空間的な連続性を用いて、被写体数や各被写体の代表的な画素値を、処理領域の周辺の既に処理が終了した領域の復号画素値を用いて予測する。これにより、処理領域内の各被写体を代表する画素値と、処理領域内の各画素の被写体を識別するための情報とを用いた任意の被写体形状に対応した高精度な画像信号予測を行う際に必要となる「処理領域内の被写体数」や「処理領域内の各被写体を代表する画素値」の符号化に必要な符号量を減らし、効率的な画像符号化を実現することが可能となる。また、符号化側と復号側で同じ情報となる既に処理済みの周辺領域における画素の復号画素値を用いることで、H.264のように、領域ごとに多数の画像信号予測モードの中から1つを選択しながら符号化を行う場合においても、適切に予測を行うことができる。
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