都市域とその周辺における大気微量成分濃度とその変動(VI) : 地表付近におけるオゾン・大気メタンの気候学

2007 
都市域とその周辺における地表付近のオゾン濃度及び大気メタン濃度の空間分布や時間変動についての気候学的特徴を示す。京都大学防災研究所屋上(宇治市)と理学部地球物理学教室北花山分室(京都市山科区)において約15年間観測してきた地表オゾン濃度データに,京都府・京都市の大気環境監視観測によるオキシダント濃度データを加えて,京都市や京都府南部域における空間分布とその時間変化(日変化・季節変化・年々変化)にみられる特徴を示す。続いて京都市・京都府南部域における大気メタンの観測データを解析して,メタン濃度分布の季節変化・年々変化にみられる特徴を示す。最後に,国内及び海外の諸都市とその近郊で空気を採取して分析した大気メタン濃度から,都市中心部と近郊とのメタン濃度差を求めて都市人口と対比する:前報以降に観測したデータを追加して再解析する。
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