An Experimental Study on Development of Oval Section TBM.

2000 
本研究で楕円形TBMとは, 従来の円形TBMの構造を大きく変えることなく, TBMのカッタヘッドを傾斜させる機構により, 楕円形断面を掘削するものである. 偏平な断面を必要とする様々な用途のトンネルを楕円形TBMを用いて掘削すれば, 無駄な断面を小さくすることができ, 発生するずり量も少なくなり, 経済的な掘削が期待される. 一方, カッタヘッドを傾斜させることにより掘削効率, 姿勢制御等, 円形TBMとは異なる問題が考えられる. 本研究はこれらの点を実験的に明らかにするために, 楕円形TBMの実験機により実証実験を行い, その実用性を検討した. 検討の結果, 掘削効率と機体制御, 機械的課題に関して実用上円形TBMとほぼ同等な結果が得られた.
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