クリープ条件下における疲労き裂伝ぱの下限界の存在とその特性 : SUS 304鋼の場合
1985
クリープ条件下における低伝ぱ速度域のき裂伝ぱを検討するため,SU304鋼を用いて650℃,大気中で疲労き裂伝ぱ実験を行った,その結果,クリープ温度領域においても繰返し数依存形のき裂伝ぱに下限界が存在した.J積分範囲が下限界値を下回る領域では時間依存形き裂伝ぱが現れ,き裂伝ぱ速度は修正J積分によって整理でき,破面は粒界形となった繰返し数依存形・時間依存形き裂伝ぱの現れる領域をマップとして表した.
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