A CASE REPORT OF PRIMARY POORLY DIFFERENTIATED ADENOCARCINOMA OF THE JEJUNUM
2001
腹痛を契機に発見された小腸低分化腺癌の1例を経験したので報告する.症例は51歳男性,腹痛および貧血の精査目的で入院,各種画像検査および生検の結果から低分化腺癌と診断され,空腸部分切除術施行された.術後経験は良好であり早期に退院し(術後15病日),現在術後3年再発の徴候なく外来通院中である.原発性小腸低分化腺癌は文献上極めて稀であり,発見時進行例が多く,予後不良であるとされているが,手術療法により根治性が得られる症例もある.的確にしかも迅速に診断治療されることが寛容であろう.また, 21年間に当科において切除された他の3例の原発性小腸癌も含め臨床病理組織学的に検討した.
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