位相差フィルムの製造方法、位相差フィルム、偏光板及び液晶表示装置

2009 
【課題】本発明の目的は、延伸方向に屈折率が増加する特性を有する正の複屈折性ポリマーを用いて作成し、延伸処理した基材上に延伸方向と直交する方向の屈折率が増加する特性を有する負の複屈折性ポリマーを積層し、その積層体を延伸することで、視野角拡大に十分な光学特性を有し、位相差ムラやヘイズの発生が抑制され、液晶表示装置等に用いた場合に高い正面コントラストを示す位相差フィルムの製造方法を提供することにある。 【解決手段】少なくとも2層の異なる光学異方性層を有する位相差フィルムの製造方法であって、溶融製膜法で製膜された正の複屈折性ポリマーからなる基材層を延伸し、 次いで負の複屈折性ポリマーを前記基材層上に積層することで負の複屈折性層を形成した後、基材層と負の複屈折性層との積層体を基材層の延伸方向(第一の延伸方向)に対して直交方向(第二の延伸方向)に延伸することを特徴とする位相差フィルムの製造方法。 【選択図】なし
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