Study on the biocompatibility of hydroxyapatite by an osteogenic MC3T3-E1 cell line

1986 
ハイドロキシアパタイト (HAC) の滑面および粗面の細胞適合性を骨原性細胞株MC3T3-E1を用いて検討した。なお, 対照としてポリサルホン樹脂 (PSF), プラスチックカバースリップ (PCS) を用いた。HACとPSFの滑面では細胞はPCSの場合と同様に扁平状を呈し, 粗面では紡錘形であった。また, HAC滑面における3日目の細胞数, 15日目のDNA量, 総蛋白量, ALP活性はすべての材料中で最大である。すなわち, HACは細胞に対する適合性が高く, その分化機能の発現に効果的に作用しており, PSFにくらベインプラント材料としてより適切な材質である。また, 材料の表面を粗面にするよりはむしろ滑面にした方がより良好な細胞適合性が得られると思われる。
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