A Case of Combined Pulmonary Small Cell Carcinoma, Osteosarcoma and Squamous Cell Carcinoma

2010 
背景.肺小細胞癌には組織学的に他の腫瘍成分が含まれる場合があり,その大部分は扁平上皮癌や腺癌との合併である.しかしきわめて稀であるが小細胞癌に肉腫成分を合併することが知られている.症例.54歳,男性.咳嗽,労作時呼吸困難を主訴に来院し,胸部X線写真より肺癌が疑われた.入院前日より呼吸状態が増悪し,入院当日に人工呼吸管理となった.挿管下に行った気管支鏡検査にて小細胞癌と診断された.化学療法を行ったが,入院14日後に死亡した.剖検にて一部に骨肉腫および扁平上皮癌成分を伴う肺小細胞癌と診断された.肉腫成分を伴う肺小細胞癌は非常に稀である.結論.骨肉腫および扁平上皮癌成分を伴った肺小細胞癌の1剖検例を経験した.
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