Septic Arthritis of the Shoulder in an Infant: A Case Report

2010 
【症例】1歳女児.1カ月前から上気道炎にて前医で加療を受けていた.左上肢を動かさなくなったため,当院救急外来を受診された.肘内障の診断で徒手整復を受けた.翌日,肺炎の診断で当院小児科に入院となり,治療を開始された.肺炎の症状は改善するも,高熱が持続し,左上肢を動かさないため,当科に受診された.初診時,左肩関節に腫脹と熱感を認めた.MRIにて肩関節内に水腫を認めた.理学所見と画像所見から化膿性肩関節炎と診断した.同日切開,排膿を行った.術後はPAPM/BPを投与した.術後,肩関節炎は顕著の改善し,第15病日に退院となった.退院後,CCL内服を3カ月行った.術後1カ月の単純レントゲン像で上腕骨頭の不整像が出現し,現在も残存しているが,左肩関節の可動域制限は認めず,MRIでは関節炎の所見はない.術後7カ月の時点で感染の再燃は認めていない.
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