FUNCTIONAL PROGNOSIS IN QUADRIPLEGIA WITH OSSIFICATION OF THE POSTERIOR LONGITUDINAL LIGAMENT

1987 
頸椎後縦靱帯骨化症を伴う頸髄損傷患者18症例のADL運動能力の経時的変化より予後に関する検討を行った.ADLで改善をみたのは食事動作のみで,他の動作ではほとんど改善がみられなかった.食事動作自立群は訓練開始より2ヵ月以内に自立した.独歩可能群では受傷後2ヵ月以内に支持歩行が可能となり,ほとんどの症例が4ヵ月以内に自立した.また6ヵ月を経過して移動が全介助の症例は,改善がみられる可能性は少ないと思われた.移動能力,手指の巧緻性,上肢の随意性などが予後に関与していると思われた.阻害因子として,身体的因子,心理的・精神的因子に加えて老人特有の年齢的な因子が加わって予後を不良にしていると思われた.
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