A case of tuberculous osteomyelitis of the sternum

2009 
症例は20歳,男性.前胸部痛を主訴に当院外来受診.疼痛部に一致した前胸部に腫瘤を認め,精査を行ったが確定診断がつかず生検術を施行.術中の迅速細胞診・組織診では確定診断を得られず,術後に結核性胸骨骨髄炎と診断される.確定診断後,抗結核薬の多剤併用療法を開始.9ヵ月経過した現在も再発なく経過観察中である.結核性病変のうち骨関節結核はまれであるが,中でも結核性胸骨骨髄炎はさらにまれである.その治療方法には様々な意見があり,未だ確立された治療方法がない.結核性胸骨骨髄炎について文献的考察を加えて報告する.
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